パソコンの小技・備忘録


トップページ > 小技一覧(VB.NET) > DataGridViewで、Enterキーを押した際に右に移動するようにする。(右矢印キー)

DataGridViewで、Enterキーを押した際に右に移動するようにする。(右矢印キー)

DataGridViewで、Enterキーを押した際に右に移動するようにする方法です。

この方法では、右矢印キーと同じ動きをしますので、一番右のセルが選択されているときに、Enterキーを押してもセルの移動は発生しません。

通常のDataGridViewのプロパティでは、こうした設定はありません。

そのため、DataGridViewを継承したクラスを作成し、そのイベントをオーバーライドして記述する必要があります。

Public Class CustomDataGridView
  Inherits DataGridView

  Protected Overrides Function ProcessDialogKey( _
      ByVal keyData As Keys) As Boolean

    'Enterキーが押された際に、右矢印キーが押されたことにし、
    'それ以外のキーの場合は、通常どおり実行します。
    If (keyData And Keys.KeyCode) = Keys.Enter Then
      Return Me.ProcessRightKey(keyData)
    Else
      Return MyBase.ProcessDialogKey(keyData)
    End If

  End Function

  Protected Overrides Function ProcessDataGridViewKey( _
      ByVal e As KeyEventArgs) As Boolean

    'Enterキーが押された際に、右矢印キーが押されたことにし、
    'それ以外のキーの場合は、通常どおり実行します。
    If e.KeyCode = Keys.Enter Then
      Return Me.ProcessRightKey(e.KeyCode)
    Else
      Return MyBase.ProcessDataGridViewKey(e)
    End If
  End Function
End Class


上記クラスを作成し、一度プロジェクトをビルドしますと、ツールボックスに「CustomDataGridView」が表示されますので、それを使いましょう。

トップページに戻る

パソコンの小技・備忘録トップページ(http://pckowaza.web.fc2.com/)を表示

※更新履歴などを掲載していますので、お気に入りはぜひトップページでお願いします!

サイト内検索

 Googleでサイト内検索

小技カテゴリー

カウンタ

メール送信

 ご意見・相互リンク募集中!
意見・相互リンクメールを送信!
inserted by FC2 system