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Excel関数辞典(PHONETIC)

PHONETIC関数 文字列から、ふりがなを抽出し表示する。

構文
PHONETIC(セル参照)

引数
セル参照 ふりがなの文字列を含むセル参照を設定します。

注意点など
引数にセル参照ではなく、文字列を指定すると、戻り値がエラー値「#NAME?」となります。
これは、PHONETIC関数は、文字列からふりがなに変換するわけではなく、あくまでセルに設定されているふりがなを抽出する関数であるためです。

セル参照を複数のセルの範囲指定とした場合は、指定した範囲内の左上隅に設定されているふりがなを抽出します。

隣接しない複数のセルの範囲指定とした場合は、戻り値がエラー値「#N/A」となります。

■使用例

A B C
1 てすと =PHONETIC(A1)
2 =PHONETIC(てすと)
3

入力する関数
B1セルに  =PHONETIC(A1)  を設定
※A1に設定されているふりがなを抽出して表示する。
 (ふりがなの設定は全角カタカナとします。)

B2セルに  =PHONETIC(テスト)  を設定
※引数に文字列を表示した場合の例。

■結果

A B C
1 てすと テスト
2 #NAME?
3

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