Excel2007で、特定のセルをひらがなのみ入力できるようにしたい。
Excelで、何か定型的な入力フォームを作る場合に、ひらがなのみ入力できるようにしたい場合があると思います。 以下に、その設定方法を書きます。 |
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ひらがなのみでの入力にしたいセルを範囲指定します。 ここでは、B3からB8を選択しています。 |
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リボンインターフェースの「データ」タブをクリックし、「データの入力規則」をクリックします。 |
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そうしますと、データの入力規則ダイアログが表示されますので、「設定」タブの「入力値の種類」をユーザー設定にします。 | |
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ユーザー設定にすると、「数式」という入力欄が表示されますので、そこに、 =B3=PHONETIC(B3) と入力します。 【数式の意味】 PHONETIC関数は、文字列からふりがなを抽出する関数です。 よって、「B3の文字列が、B3の文字列のふりがなと等しいか否か」という条件が真である場合に、真を返すという意味になります。 |
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次に、「エラーメッセージ」タブをクリックし、タイトルとエラーメッセージを入力します。 ここでは、タイトルに「ひらがなで入力」、エラーメッセージに「ひらがなで入力してください。」を設定しています。 ※ここで設定したものは、入力規則に違反する文字列を設定しようとしたとき(全角カタカナを入力した場合など)に表示されます。 |
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入力規則設定の仕上げとして、「日本語入力」タブをクリックし、日本語入力を「ひらがな」に設定します。 この設定は必須ではありませんが、このセルを選択した際に、言語設定が自動的にひらがなになりますので、入力するのに便利です。 ここまで、設定しましたら、入力規則ダイアログの「OK」をクリックし、ダイアログを閉じます。 |
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そうしましたら、最後にセルのふりがなを設定します。 B3からB8が選択されたままの状態で、リボンインターフェースの「ホーム」タブをクリックし、フォント領域にある「亜」に「ア」が乗っているマーク(これがふりがな機能のマークです。)の右側にある下三角(▼)をクリックします。 すると、ふりがなの設定メニューが表示されますので、「ふりがなの設定」をクリックします。 |
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ふりがなの設定ダイアログが表示されますので、種類の欄の「ひらがな」を選択して、「OK」をクリックします。 以上で、設定は完了です。 |
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実際に入力してみますと、「てすと」というひらがなは問題なく入力することができます。 | |
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これに対して、「テスト」と全角カタカナで入力してみますと、先ほど設定したエラーメッセージが表示されて、入力を完了することができません。 |